栄養をサプリメントや加工食品に頼るのはダメなの?
表参道のパーソナルトレーニングジムevergreenの藤田です。
カラダのことを真剣に考えるのだったら、必要な栄養をしっかり摂るためには食事が基本で、サプリメントはあくまでも補助です。
「栄養が取れればサプリメントでもいいんじゃないの?」
という反論があるかもしれませんが、ダメな理由があるのです。
まず、サプリメントに頼ると内臓の活動が低下する。
口から食べ物を取り入れてきちんと消化・吸収するという活動そのものが、内臓の代謝を高めてくれます。
サプリメントは栄養素の吸収という点では効率はいいのですが、内臓が活動しなくても栄養素を吸収してくれるので、内臓の代謝は高くなりません。
サプリメントに頼っていると内臓の代謝が低下し、長期的に見ると消化吸収能力は低下します。
もうひとつ、野菜や肉などの自然食品を食べることで、その食品特有の「生理活性物質」を取り込むことができます。
生理活性物質というのは、メジャーなところだと例えばビタミンやミネラル、核酸、アミノ酸から作り出されるペプチドなどです。
また野菜や果物などの植物に含まれる「フィトケミカル」という物質があります。
フィトケミカルは、たとえばポリフェノール、フラボノイド、カテキン、カロチノイド…といった、これまでの5大栄養素に含まれないけど、人間のカラダの中で様々なプラスの働きをしてくれる物質ものです。
補足ですが、私、「酵素栄養学」は否定はですので。
市場に出回っている酵素ドリンクなんて、ほとんど意味ありません。
あれならプロテインやアミノ酸のサプリメント飲んでた方が1000倍くらい意味があります。
もとい、自然食品にはそれぞれ特有の物質があり、まだまだ研究途中のものもありますが、代謝アップを助けてくれるなどカラダの働きをスムーズにしてくれます。
これはサプリメントにはなかなか真似できない、自然食品のすばらしい能力です。
これをいちいちサプリメントで補給しようとすると、種類が多すぎてキリがありませんし、サプリメントとして出回っていないものもあります。
加工食品は食べたいものが手軽に食べられるという毎日忙しい人には嬉しいのですが、加工の過程でこうした生理活性物質が失われたり、余計な添加物をたくさん摂取することになります。
食事が基本です、なるべく自然食品を摂るようにしましょう、とお伝えするのは、サプリメントや加工食品では補えないものがたくさんあるからです。
「ビタミン剤が主食の暮らしでヘルスメーターにも笑われ」なんて歌詞の歌がありましたが、ダイエットを考えるうえで、やはりサプリメントはあくまで補助で、自然食品を中心にした食事を大切にしないといけません。
カラダがそういう仕組みで進化して、食事を中心にしないとダメなように出来上がっているからです。
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