キレイに痩せたかったらスムージーじゃダメだ!③
表参道のパーソナルトレーニングジムevergreenの藤田です。
巷で信じられている「ヘルシー」検証ブログ、今日もスムージーを検証するシリーズの続きです。
前回まではその根拠となる理論編、今回はスムージーについてのまとめです。
①②を読んでいただければ、なぜスムージーでは不十分かはほぼお分かりいただけると思いますが、一応まとめということで、スムージーそのものについてきちんと検証して書いておきます。
スムージーの中でも、グリーンスムージーには正しい定義があって、
「生の葉野菜と生の果物をミキサーで混ぜ合わせて作る飲み物」だそうです。
(Green Smoothie公式サイトより)
まず、こんなきちんとした定義があることにボクはびっくりです(笑)
「®」がついているので、きちんと商標登録されているようですね。
野菜と果物をミキサーしただけじゃん…
さて今まで書いてきたことの復習になりますが、大切なポイント。
〇ダイエットのために消費カロリーを増やすには、代謝を上げることが大切。
〇代謝を上げるには、ホルモンや酵素の原料となるタンパク質と脂質が最優先。
〇野菜中心の食事は低カロリーだがタンパク質、脂質が不足してしまう。
この3点を踏まえて考えると、グリーンスムージーだけで代謝を上げることは難しいことが分かります。
グリーンスムージーは葉野菜と果物が材料なので、ビタミン、ミネラル、また野菜とフルーツの選び方によって食物繊維はたくさん含まれているけど、タンパク質、脂質が足りていません。
低カロリーだけど、代謝を上げるには不十分です。
これだけではカロリーが足りないので、カラダは消費カロリーを抑え、より代謝が低くなります。
スムージーだけで食事を済ませてしまうようなことは、カラダが元気なら賢明だとは言えません。
また、ダイエット目的なら果物は入れないほうがいいでしょうね。
グラノーラのところで書いたように、果物に含まれる果糖は、カラダの中で脂肪になりやすいです。
どうしてもスムージーを食事の代わりにしたいなら、糖分が多いフルーツはやめてω-3脂肪酸が豊富に含まれる亜麻仁油やエゴマ油などのオイルと、プロテインを入れることをお勧めします。
そうすれば、タンパク質も脂質も補えますし。
どうしてもフルーツを入れないと気が済まないなら、比較的糖分の少ないベリー類やアボカドならOKです。
皆さんがプロテインにどんなイメージを持っているかわかりませんが、最近のプロテインは美味しいので、フルーツの代わりに甘みも得られます。
僕は試したことがないのでわかりませんが、フルーツ系のストロベリー味とかバナナ味とか、あるいはメロン味とかが合うのかな?
無責任なことは言えないので、ちょっとこれ試してみよう。。。
で、ここまででひとつお断りしたいのは、グリーンスムージーという食べ物(飲み物?)がカラダに悪いもので、絶対的にダイエットにとってマイナスだというつもりはありません。
そうではなく、スムージーさえ飲めば体重や体脂肪が減るということではないということ、スムージーは低カロリーだからといって、それを食事の代わりにしてダイエットするのは、カラダの持っている仕組みから考えると、正しいとは言えないこと。
食事における優先順位は、肉や魚からタンパク質を摂ることのほうが高いですよ、ということです。
前から書いているように、基本的に食べ物そのものに良し悪しはありません。
最終的には食べものを選ぶ人のリテラシーの問題です。
もちろんきちんと考えて作られたグリーンスムージーにはプラスの効果もあり、スムージーでなくても、葉物野菜をきちんと食べたほうがいい人もいます。
次回はそのあたり、散々叩いてきたスムージーを少しだけフォローして、八方美人ぶりを発揮して、このシリーズを〆たいと思います。
今日はこの辺で。
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