キレイに痩せたかったらスムージーじゃダメだ!②
表参道のパーソナルトレーニングジムevergreenの藤田です。
私が間違ったダイエットがはびこっている象徴だと思っている「スムージー」。
昨日は、なぜスムージーを飲んでもダイエットがうまくいかないのか?ということを分かっていただくために、基本的な栄養学の理屈を書きました。
今日はその続きなので、この記事だけ、あるいはこの記事から読んでも、なぜスムージーがダメなのか、あまり分からないと思います。
今日は、理論編の続きとして「ダイエットには動物性より植物性の食材のほうがいい」という、これまたダイエットでよくある勘違いを検証していきます。
そもそも多くの植物性の食材には、ほとんどタンパク質が含まれていません。
植物性の食材で、タンパク質が豊富といえるのは大豆製品くらいのものです。
しかしその大豆も、肉や魚などと比べるとたんぱく質をたくさん摂るには効率が悪いです。
また大豆のたんぱく質の中には不足している必須アミノ酸があります。
大切なのは、必須アミノ酸が一つでも不足すると、その不足したレベルまでしか他のアミノ酸も働かなくなるということ。
この理屈は、よく桶にたとえられるのですが、桶を作る板に、必要とするだけの長さがあれば桶には水を並々と入れることができますが、板の長さがたった1本だけでも短いとその長さまでの水しか入らなくなります。
多くの植物性食品のタンパク質は、何かしらの必須アミノ酸が不足していて、動物性食品と比較すると、とても利用効率が悪いです。
そんなわけで、
・そもそも植物性食品は入っているタンパク質の量が少ない
・しかも動物性食品と比べてタンパク質がうまく働かない
昨日お伝えした、「タンパク質をきちんと摂らないと代謝が上がらずダイエットはうまくいかない」
ということとあわせると、ダイエットには動物性食品より植物性食品のほうがいいというのが、間違っていることが分かります。
以前に「野菜中心の食生活は栄養バランスが非常に悪い」という記事を書きましたが、同じような理屈です。
野菜サラダだけでは代謝は上がりません。
なぜなら、タンパク質が圧倒的に足りないから。
だから、短期間で一時的に体重を落とすだけならいいかもしれませんが、根本的にはそれではダイエットには成功しない。
食生活を戻せば、ほぼ確実にリバウンドします。
ダイエットを成功させたかったら肉や魚、卵などの動物性食品をたくさん食べましょう!
スムージーに全然触れてないけど、昨日と今日のブログを読んでもらえればなぜスムージーではダメなのか、大体お分かりいただけると思います。
今日はこの辺で。
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