- 食事は低カロリーなほどいい
- 脂質は少ないほどいい
- 動物性より植物性の食材の方がカラダにいい
- 野菜を食べれば代謝が上がる
これらは全部誤解か、もしくは明らかな間違いです。
この4つの発想がダイエットにおいてなぜ間違いなのか。
まず、人間のカラダはたんぱく質と脂質を食事から十分に摂らないと、代謝が上がりません。
なぜなら、カラダの中でエネルギーとして、糖質や脂肪を消費してくれる筋肉や内臓、骨などは、主にタンパク質からできているからです。
カラダの中で栄養素を代謝するために必要なホルモンや酵素は、食事から摂ったたんぱく質と脂質を材料に作られます。
人間が筋肉や骨、内臓、脳…などの組織をつくり、これらの組織を正常に機能させるために必要でカラダの中では作れず食事からしか摂らないといけない「アミノ酸(必須アミノ酸)」と「脂肪酸(必須脂肪酸)」がありますが、これはタンパク質と脂質に含まれています。
食事でタンパク質と脂質が不足するということは、必須アミノ酸や必須脂肪酸が不足し、代謝が下がることを意味します。
そして、たんぱく質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalを持っています。
なので、「カロリーが低い」ということは、その食事からカラダに取り込まれるたんぱく質や脂質が少ないということでもあります。
繰り返しになりますが、低カロリーを追求していけば、必須アミノ酸や必須脂肪酸が不足してカラダがホルモンや酵素を作り出せず、筋肉量も低下していき、代謝が落ち、痩せにくいカラダになります。
これがボクが低カロリーを否定する理由、カロリーを抑えてもやせない理由です。
もしカラダを代謝アップしてダイエットを成功させたいなら、いったんカロリーという発想を捨ててください。
まずダイエットで優先すべきなのは、カロリーを抑えることではなく必要なたんぱく質と脂質を必要なだけ食事から摂ることなのです。
言い換えれば、たんぱく質と脂質からカロリーをしっかり摂ることともいえます。
これを踏まえれば、食事は低カロリーなほどいい、脂質は少ないほどいいというのが間違いだということが、よくお分かりいただけると思います。
脂質が足りないと代謝が上がらないし、特に女性はカラダの不調を引き起こします。
多くの野菜は低タンパク質・低脂質で、タンパク質や脂質が不足している状態でいくら野菜を食べたって、代謝なんか上がりません。
野菜でお腹いっぱいになって肉や魚を食べられなかったら、たんぱく質不足を引き起こして、代謝は下がるだけなのです。
今日はこの辺で。
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