ダイエットで「食事は間を空けないほうがいい」は本当に正しい?
表参道のパーソナルトレーニングジムevergreenの藤田です。
ダイエットのために、筋肉を成長させたり体脂肪を落とすには、カロリーに気をつけながらも
「少量を時間を空けずに食べた方がいい」
とよく言われます。
この理由は、血糖値の上下動が少ない方が食べたものが脂肪になりにくい、とか、血中のアミノ酸濃度をキープした方がトレーニング後に筋肉量が増えやすいということです。
血糖値や血中アミノ酸濃度を一定に保つという意味では、確かに食間を空け過ぎない方がいいというのは確かです。
ただ、年齢を重ねると消化吸収に時間がかかるようになってきます。
食事と食事の間が短いと、胃に食べたものが残っている状態が続き、何となくずーっとお腹がもたれているようになります。
胃に食べたものが残っている状態で次の食べ物が入ると、消化しきれない食べ物が腐敗し始めます。
これは当然、カラダにいいことではありません。
さらに胃は消化活動しっぱなしになるので、胃自体も消化をコントロールする自律神経も疲労してくる。
内臓って筋肉でできていますから、当然胃も疲労するんです。
そうするとこの状態って、カラダにとっては非常にストレスフルで、消化吸収能力が低下します。
最近私がお客様によくお伝えしているのですが、
「取り入れる物の前に、吸収する器である自分のカラダの状態をきちんと整えましょうよ」
ということです。
いくらいいものを食べても、カラダにとってストレスフルな状態では、取り入れた栄養素がムダになります。
内臓のコンディションを整えて働きを良くするために、食間を置くことで胃を休めて負担を軽減してあげることも大切です。
個人差はありますが、食事を終えてから胃の中から食べ物がなくなるまで、平均で4時間程度かかります。
4時間程度は食事と食事の間を空けてあげることで、内臓の負担が減り、カラダが食べたものの栄養をしっかり吸収してくれる。
同時に内臓疲労が軽減して、自律神経のコンディションが整うので、肌の状態が良くなったり、お通じが良くなったり、睡眠の質が改善されます。
少量を小分けにしてもなかなかカラダが変わらないという方は、逆に食事の感覚をある程度空けて、内臓を休める時間を取ってみてはいかがでしょうか。
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