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みんな誤解している「低炭水化物」~⑥低GIって、実は痩せない!?

 
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evergreen代表 藤田英継
表参道のパーソナルトレーニングジムevergreen代表トレーナー。 東京大学大学院で、トレーニングとダイエットのことを研究してきた知識と経験を生かして「太りにくく痩せやすい」「メリハリのある」「引き締まった」カラダ作りを指導しています。
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豊洲・六本木でカラダ作りを指導する

パーソナルトレーナーの藤田です。

だいぶ久しぶりの更新となってしまいました…

さて、炭水化物の話を再開しようと思います。

糖質、血糖値について書いていましたが、

前回は、GI値について触れました。

(書いている本人もどこまで書いたのかの確認を込めて(笑))

おさらいすると、

ある食べ物を食べた時に、

血液中のグルコースの濃度がどれくらい上がるか、

の度合いを表した数字がグリセミック指数(GI値)です。

その食品を食べた時に、どれだけ血糖値が上がりやすいかということです。

ブドウ糖をそのまま経口摂取した時の数字を

基準値の100として、相対的な数字にしています。

消化吸収して血液中に取り込んだグルコースを

肝臓や筋肉に取り込める量やスピードには限界があって、

急激に血糖値が上がった場合はブドウ糖の一部が

取り込みきれずに余った状態になります。

インスリンには余った血液中の糖を

脂肪に変換・合成するという作用もあり、

余ったブドウ糖が脂肪細胞に取り込まれる結果、

肥満につながりやすくなります。

つまり血糖値を急激に上昇させるような炭水化物や

多量の炭水化物を摂取すると、脂肪が蓄積しやすいと言えます。

これが、低インスリンダイエットと呼ばれるダイエット法の

根拠となっています。

調べたところ、諸説あるみたいなのですが…

低GIの食品は、血糖値を急上昇させない。

インスリンも急激に増加させない。

GI値を目安にすれば、糖質の過剰摂取も防げる!

→なので、低GIの食品を選べば、

体脂肪の利用が抑制されず、

糖質が脂肪として蓄えられないので

体脂肪を減らすことができる!

…こんな感じです。

確かにストーリーとしてはとてもきれいです。

ですが、GI値というものを詳しく見ていくと

実はこのストーリーが当てはまらない場合が

あることがわかります。

GI値の定義というのは、具体的には

GI値 = 「試料」摂取時の血糖値上昇曲線の面積 ÷ 「ブドウ糖」摂取時の血糖値上昇曲線面積 × 100

…なにやらややこしいですが、

ある食べ物を食べた時の血糖値の変化のグラフの曲線で囲まれる

面積と、グルコースを食べた時それの比…ということです。

グラフで囲まれる面積とか、高校の数学の積分を思い出しますね…

ということは、上昇速度やピーク値は低くても

長時間血糖値が上がった状態をキープする食品は

GI値が高くなります。

で、ここから大切なこと。

(理系じゃない人、数学が得意じゃない人は、

ここから上は忘れてもらっても大丈夫です(笑))

要するにですね、GI値というのは、インスリンの過剰分泌や急降下、

またピーク値をきちんと表しているとは言えないわけです。

ということは、

GI値の低い食品だからと言って

必ずしもインスリンの急激な分泌を引き起こさないわけではない

ということになります。

低インスリン、低GIなどで検索したネットの情報などを

見ると、ほとんどが「低GI」=「低インスリン」と

言っていますが、これは間違いだということです。

また、GI値を発表している研究機関によって、

同じ食品のGI値が違ったりします。

なぜか!?

発表している研究機関によって、

その食品100gを食べた時とブドウ糖100gを食べた時を

比較している場合もあれば、

その食品の中に含まれる糖質が

100gに達するまでそれを食べた時

(100g中に25gの糖質が含まれていたら、400g食べる計算になる)と、

ブドウ糖100gを食べた時のグラフを

比較している場合もあったりと、

基準がマチマチだったりします。

ここまでのことを考えると、

「GI値の低いものを選べば太らない!」と言って、

GI値を絶対視して食品を選ぶことは、

ちょっと危険なことではないでしょうか。

そもそも何を食べたって、

カロリーオーバーなら体重は増えますし。

それが基本です。

ただし、食品単位で見てみるとGI値の低い食品の中には

食物繊維が豊富なものもたくさんあるので、

普段の食生活で精白されたコメやパン、

砂糖なんかをがっつり食べている人が

GI値の低い食品を選び始めると、

それはそれで当然の帰結として

痩せるんじゃないでしょうかね?

なので、タイトルの「低GIでは痩せない?」

というのは、ちょっと言い過ぎです(笑)

今日はここまで。

次回は果物などを例に、もう一度糖質の話に戻ります!

食品を選ぶときに、GI値よりも

その中に含まれている糖質が何なのか?

そこをちゃんとチェックする方が、私は大切だと思います。

そんな話です。

乞うご期待!

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